2014年11月30日日曜日

はんこ屋で稼ぐまで(その5)

数あるフランチャイズのなかで「はんこ屋」というビジネスを選んだ理由について。
「資金が用意出来る範囲であった。」
については前回にお話しました。

で、今回は「これならやれる気がした」

このことについて説明します。


フランチャイズに加盟して独立することを考えていた私は、多くのフランチャイザーに説明を聞きました。

好感を持ったのははんこ屋のほかには、

「宅配すし」のお店
「車の買取」のお店

の2つでしたが、この2つについては断念しました。


おすし屋さんは、かなり「汚れる」ことを覚悟しなければなりません。
魚の生臭さはあまり好きではありません。
冬に水を使ったりで、とにかく過酷な環境を想像せざるをえません。
元来、怠け者で、体力も不足していることは自覚していましたので、
担当の方はすごく信頼出来る人でしたが断念しました。


車の買取店は、当時尊敬していた船井総研の船井会長が本で紹介されていて、
絶対に失敗しないフランチャイズと言っていたので検討しましたが、
とにかく資金がかなり必要なので検討の余地は無かったです。


いずれにしても、「すし屋」も「車の買取屋」も、経験があるどころか、
今までの生活で、興味すら持てなかった業界のことなので、
「これなら出来る」という気にはならなかったと言うのがあります。

「経験」があるか、経験が無かったとしても、
「興味」がある。というものにしか、いくら「儲かる」と思っても、
手を出せるものではありません。


そこで「はんこ屋」です。
もちろん、印鑑の彫り方や、ゴム印などは作ったことはありません。
そういう部署にもいなかったので、発注した経験もありません。

自信があるとしたら、文章を書いたり、名刺ぐらいならおもしろいものを
作れるかな?
っていう感じでした。

印鑑彫刻はパソコンで印影を作り、機械が彫る。と、言うものでした。
パソコンぐらいは、会社で使っていたので、キーボードは打てるかな。
ぐらいの感覚でした。


経験不足の分は、フランチャイズ本部が補ってくれる。
そう信じていましたので、平成8年8月頃、ついに本部に赴き、
フランチャイズ契約を結びました。


その日の心境はと言うと、
希望にあふれていました。


俺は仕事が出来るんだと思っていました。
並みの経営者でも立派に店を維持している。俺は絶対並以上だから、
この先、お金に困ることは一生無い。

そんな風に思っていましたが、とんでもない勘違いだったですね。

6 件のコメント:

  1. 続きが気になりますね。。

    返信削除
    返信
    1. すいません。その気はあるのですが、なかなか進みません。
      なるべく早く更新します。

      削除
    2. 今日から再開します。
      よろしくお願いします。

      削除
  2. 私も続きが気になります。
    更新を楽しみにしております。

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます。
      再開しますね。

      削除
  3. コメントありがとうございます。
    今日から再開したいと思います。
    よろしくお願いします。

    返信削除